菩提樹苑の永代供養墓 誕生秘話

当苑を運営する本蔵院の先代坊守の母親が亡くなった折の話です。
坊守の実家は、熊本から遠く離れた地。坊守のきょうだいは女性しかおらず、実家の跡継ぎがいないため代々の墓を供養することが難しくなってしまいました。
そこで、安心して供養を頼める「永代供養」を依頼できないかと探すことに。しかし、当時の「永代供養」は永代といいながらも三十三回忌で供養が終了したり、環境が整えられていなかったり…と、どこの供養も納得のいくものではありませんでした。
供養に関して知識が豊富な「坊守」の立場であっても、なかなか理想とする供養ができないなんて…。最初は途方に暮れたものの、「同じようなお墓の悩みを抱えている人は自分だけではない」と一念発起。自分自身が納得できる永代供養のお墓を作ろうと試行錯誤をして生まれたのが「菩提樹苑の永代供養墓」です。